Maps & Documents Room

地図室について

地図室について

東南アジア研究所地図室は、東南アジア地域を中心とする地形図・主題図(約4万3千枚)、人工衛星画像フィルム(約3千枚)、人工衛星画像写真(約2千葉)、Human Ecology File(約8千400点)、Williams Hunt Collectionなどの空中写真(約1万葉)を所蔵・管理しています。

東南アジアを中心に、インド、バングラデシュ、スリランカ、ネパール、パキスタン、中国、朝鮮半島、オーストラリア、太平洋諸島および日本周辺と、ほぼ南アジアから東アジア全域をおおう約43,000点の地図を所蔵しています。製作年代は、戦前のものから近年の航空測量によるものまで多岐にわたっています。なかには、旧日本陸軍の陸地測量部等が作成した南アジア、東南アジア、東アジアの2万5千分の1、5万分の1地形図(「外邦図」)といった歴史的にみても貴重なコレクションを17,000点ほど含みます。また、東南アジア諸国の土地利用図、地質図、植生図などの主題図も多く所蔵しています。

人工衛星画像データの収集は、1978年以降に開始しました。現在は、3千数百シーンの画像データを所蔵しています。対象地域は、東南アジア全域、インド亜大陸東半分からバングラデシュ、南中国の一部および日本の一部です。東南アジア大陸部は、特に隈なくカバーしています。人工衛星画像データは、当初、広域の地形、土地利用、植生、水文環境などの特徴を目視によって判読するために利用されていました。しかし近年では、デジタル処理技術の進展により、他の情報と重ね合わせて地理情報システムを構築するなど、多様な利用が可能になっています。

その他、地図室では、航空写真、人類生態研究ファイル(Human Ecology Files)、デジタル資料(地図、航空写真などをデジタル化したもの)などを所蔵しています。

地図室利用案内

開室日時

開室時間

火、木、金 10:30~17:00(12:00~13:00は休室)

休室日

月曜日、水曜日、土曜日、日曜日、祝日

京都大学創立記念日(6月18日)

年末年始

8/11~8/20

資料の利用について

一時持ち出しの手続き

一時持ち出しの利用時間帯

水曜日を除く開室日 10:30-16:30
*上記の時間帯でも、係員が不在の場合もありますので、一時持ち出しをご希望の際は、できるだけ事前にご連絡下さい。

一時持ち出しの手続き

連絡先

CSEAS & CIAS共通資料室内 京都大学東南アジア研究所 地図室

住所: 〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46

Tel&FAX: (075) 753-9650
E-mail: map@cseas.kyoto-u.ac.jp

注)一度に大量の資料の一時持ち出しのご要望がある場合は、関連委員会の審査が必要になりますので、必ず事前に上記連絡先までご連絡頂き、申請書をご提出下さい。

所蔵資料一覧

所蔵資料 利用方法
 地図  一般地図 ○注:一部持出し不可
 外邦図
 壁掛け地図
 英国国会資料(BPP)剥離地図
 航空写真
 Williams Hunt Collection
 衛星画像  衛星画像写真
 衛星画像フィルム ×(未整理)
 人類生態研究(HEF)ファイル
 デジタル資料  地図
 Williams-Hunt Collection
 コロナフィルム
 衛星画像

○=一時持ち出し可 △=共通資料室内で閲覧のみ ×=持ち出し不可

資料の詳細につきましては、地図室資料の概要(英国国会資料剥離地図に関しては地域研究情報統合センターウェブサイト内BPPデータベース)を参照して下さい。

地図室資料の概要

地図

所蔵数:約4万3千枚

外邦図

外邦図所蔵数約1万9千枚。一カ所に集まった資料数としては、日本国内で有数。旧陸軍参謀本部・陸地測量部、海軍水路部が第二次世界大戦前に作成、複製した地図です。地図室では、地域別に保管しています。

一般地図

一般地図外邦図を除く約2万4千枚の地図で、地形図、地質図、土地利用図、植生図、行政地図、道路地図などがあります。

壁掛け地図

壁掛け地図東南アジア、日本、満州、台湾、朝鮮などの地形図、鉱産図、地質図、植生図などです。所蔵数は約50本で、そのうち約半数は、旧農林地質学研究室(京都大学理学部)で所蔵されていたものです。

BPP剥離地図

BPP剥離地図詳しくは、京都大学地域研究統合情報センターウエブサイト内京セラ文庫「英国議会資料(BPP)」をご覧下さい。

衛星画像

衛星画像1978年からの人口衛星画像データ(プリント画像、DVD)約3,500シーンを所蔵しています。対象地域は、東南アジア全域、インド亜大陸東半分からバングラデシュ、南中国の一部、および日本の一部で、特に東南アジア大陸部は隈なくカバーしています。

【センサーの種類】:MSS, TM, ETM+, MESSR, SAR

航空写真・空中写真

航空写真・空中写真Williams-Hunt Collection、国土地理院発行の日本国内の空中写真(昭和49年~53年)、ラオス、インドネシアの空中写真など、4,300葉を所蔵しています。

【Williams-Hunt Collection(空中写真)】
第二次世界大戦中または直後にPeter Williams-Hunt氏が撮影・収集し、後にロンドン大学東洋アフリカ研究所のElizabeth Moore博士が整理した空中写真コレクションです。対象はカンボジア(アンコールワット)、タイ、ミャンマー、マレーシア、シンガポールなどにおよび、当研究所はコレクション全体の約5,800葉のうち3,994葉を所蔵しています。以上の写真は2008年にデジタル化を終えて、来訪者に公開しています。

 同コレクションの空中写真についてはSurat LERTLUM 博士により開設されたデジタルアーカイブが存在し、Chulachomklao Royal Military Academy(タイ)、京都大学東南アジア研究所(日本)、ロンドン大学School of Oriental and African Studies(英国)、 UNINET(タイ)の共同プロジェクトGeo-Spatial Digital Archive Projectのウェブページ上で閲覧できます。

人類生態研究ファイル(Human Ecology Files)

人類生態研究ファイル(Human Ecology Files)ハワイ大学のEast West Centerで、テリー・ランボー博士を中心に集められたHuman Ecology に関する約5,600点の学術資料ファイルです。内容は、学会の要旨集、雑誌の切り抜き、論文別刷り、(不)定期刊行物資料など、図書館で収集・保存・閲覧が困難な資料群であり、2000年に本研究所に移管されました。その後、Agro-forestry File、Watershed Fileが加わり、現在合計で約8,400の資料ファイルが、Human Ecology Filesとして所蔵・管理されています。資料ファイルの詳細については、下記を参照下さい。
・Human Ecology Files 2009年版
Excel 2003(4.81MB)
Excel 2007(1.77MB)

デジタル資料

デジタル資料外邦図を含む地形図約4,400枚、Williams Hunt Collection航空写真約4,000枚のデジタル化資料や、衛星画像DVD約170枚などがあります。